組織・場所

▼ 第1話 《逆転の切札》

■ 地方裁判所・序審法廷 →
■ 弁護士 →
■ 裁判官・裁判長 →
■ 検事 →
■ 牙琉法律事務所
■ ロシア料理店ボルハチ

▼ 第2話 《逆転連鎖の街角》

■ 成歩堂芸能事務所 →成歩堂なんでも事務所 →
■ 引田クリニック
■ 電動伝道師サマンサマン/
  ボージャク武人・ナニサマン
  →特撮ヒーロー →

■ あるでん亭
■ やたぶき屋
■ 宇狩外科医院
■ キタキツネ組・人情公園
■ 警察官・刑事 →
■ アメリカ →
■ ビビルバー
■ ガリューウエーブ
■ 華汰義組
■ 私立勇盟大学 →

▼ 第3話 《逆転のセレナード》

■ ボルジニア共和国
■ 県立国際ひのまるコロシアム
■ 国際警察
■ 或真敷一座・或真敷記念館
■ 牙琉のオフィス →地方検事局 →
■ 劇団おまわり

▼ 第4話 《逆転を継ぐ者》

■ 裁判員制度・MASON SYSTEM
■ どぶろくスタジオ
■ 国際マジック協会 →
■ 弁護士協会
■ 《サイコ・ロック》 →綾里一族・倉院の里 →
■ 公証人
■ 中央刑務所13号独房
■ 或真敷一座・或真敷記念館
■ アリアドネ
■ 或真敷一族

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牙琉法律事務所
所長:牙琉 霧人

「法曹界で最もクールな弁護士」と称される牙琉 霧人が所長を勤めていた法律事務所。しかし2026年4月20日、牙琉弁護士が浦伏 影郎の殺害に関して緊急逮捕された為、その後の存続は不明。
新人弁護士・王泥喜 法介が所属していたが、牙琉弁護士の逮捕直後に事務所を辞めている。辞職したのか、それとも事務所そのものが潰れたのかどうかは不明である。

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ロシア料理店ボルハチ
「ピアノが弾けないピアニスト」の成歩堂 龍一を専属ピアニストとして雇っているロシア料理店。実際は“一度も負けたことがないポーカープレイヤー”として成歩堂を物好きな客の呼び物に遣っている。

かつては街の暗黒街の連中が集まる店で、地下2階の小部屋では“裏取引”が行われていた。この部屋は伝説のギャング“ナラズモ”が逮捕されたという経緯から《ナラズモの間》という名がついており、警察の摘発が入った場合に店内へと逃げることが出来る隠し扉と、見張り用の小窓が設置されている。
現在ではもっぱら“無害なスリルを楽しめる”成歩堂とのポーカー対戦場として使用されていたが、2026年4月17日にウェイトレス逆井 雅香への傷害・及び客であった浦伏 影郎の殺害事件が起きる。

“ロシアのウラさびれた料理店”がコンセプトで、店内は限界ギリギリ、大陸のサムさを忠実に再現してある。そんな中で食べる温かいボルシチと、成歩堂もお気に入りの“どっしり”とした味わいのグレープジュースがお勧め。お客さまの写真を撮ったりご要望とあらば何でも配らせて頂くというサービスも行っている。
あたたかい料理とスタッフのお店、《ボルハチ》をどうぞよろしく!

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引田クリニック
『逆転裁判2』〜『逆転裁判3』に出てくる《堀田クリニック》によく似た病院。《堀田クリニック》と同じく「院長の引田」を名乗る人物(実は堀田院長本人)が徘徊する。もしかしたら本物の院長が代替わりし、病院名だけが変更になったものかもしれない。

事故や事件に遭った人間が運び込まれている為、精密検査を行えるような環境が整った救急病院と思われる。また殺人事件の容疑が晴れていない絵瀬 まことが重度のアトロキニーネ中毒で集中治療室に運びこまれた為、かなり腕が立ち信頼されている病院と思われる。

【関連:堀田クリニック】

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あるでん亭
イタメシ屋的な屋号だがそば屋らしい。成歩堂がピアノを弾いている。2026年6月14日、成歩堂はこの店に向かう途中轢き逃げに遭った。

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やたぶき屋
店主:矢田吹 麦面

15代続く老舗のみそラーメン屋台。矢田吹家男児が代々自然の恵みの水(という名の雨水)と秘伝のみそで作られたしょっぱいスープとちぢれ麺を継いでいる。
親のカタキよりしょっぱいみそラーメンを出すとされ、客がスープを飲み干しどんぶりの底を見た時、そこに描かれたトレードマークの《ショッパくん》と同じ顔になっているという小粋なこだわりがある。
成歩堂も常連で、弁護士時代は綾里 真宵と共に先代の屋台を訪れていた。

現店主の矢田吹 麦面は外科医だったが、宇狩 輝夫との確執から医師の道を諦め、2025年の3月頃に15代目を継いだ。麦面がハーモニカで奏でるチャルメラは近所から苦情が出る程の大音量。レンゲという犬を飼っており、餌は基本的にみそラーメンらしい。麦面が大のネギ嫌いな為、やたぶき屋のラーメンにネギは入っていないものと思われる。みそラーメンは一杯1,050円・味玉は50円(クイズ逆転推理より)。

2026年6月に起きた宇狩 輝夫殺害事件後、新生《やたぶき屋》として溶け切らないミソがドロのように淀んだ《ドロみそラーメン》を売り出した模様。

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宇狩外科医院
医院長:宇狩 輝夫

矢田吹家の隣の外科医院。医院長の宇狩は矢田吹 麦面と幼稚園ゆり組からの因縁があり、現在も日照権で揉めている。

宇狩外科医院はキタキツネ組と取引をしており、違法な《キタキツネ割引》を用いて組との繋がりを強め、周辺の一般客をも集め大きく成長した。
《キタキツネ割引》以外にも「10針以上3割引」といったキャンペーン(恐らくこちらは一般客向け)を実施している。医院長室の壁には一面異様なビーカーが並んでおり何かが蠢いているが、中身は宇狩の趣味と思われる観賞魚。

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キタキツネ組・人情公園
組長:北木 常勝 (4代目)

組長の方針による地元密着型の極道であり、組の前にある《人情公園》も北木 常勝が寄贈したもの。トナリ町の華汰義組と対立している。

宇狩外科医院とは協力関係にあり、キタキツネ組用に《キタキツネ割引》といった特別サービスがある。組員が表沙汰に出来ない怪我を負った時等は宇狩外科医院にて治療を受け、その見返りに地域の一般人にも宇狩外科医院を勧めていた模様。
しかし2026年1月、跡取り息子の滝太が華汰義組との抗争で心臓に被弾したのを機に、組長である北木 常勝は極道から足を洗う決意をする。更に同年6月、滝太が非常に困難な手術を必要としている身体であることが分かったことと、同年6月14日、《人情公園》にて起きた宇狩 輝夫殺害事件を切っ掛けに警察の家宅捜査を受けたこともあり、完全に今までのやり方を廃して企業として生まれ変わったと思われる。

後日《北木ぱてぃすりー》として再出発した。新商品《キタキツネもなか》・胸に“殺る気”の火をともす《根性焼き》・胸に“小市民のシアワセ”が広がる《人情焼き》・あってもなくてもいいような空気のような味がウリの《用なしタルト》等販売中。

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ビビルバー
成歩堂 みぬきがマジックを見せているバー。みぬきは8才の頃(2019年4月末)からプロとしてほぼ毎晩ショーに出ている。

みぬき目当ての常連客もいる模様。元警官の原灰 ススムや生真面目な河津 京作が出入りしている為、如何わしい雰囲気のない健全な店と思われる。中学生であるみぬきも21時までに帰宅出来る時間での出演になっている。
留置場の近所にあるらしい。

【関連:留置所】

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ガリューウエーブ
リーダー:牙琉 響也

警察関係者5人によって構成されている人気ロックバンド。マスコットキャラクターはタイホくん。ボーカルは主席検事牙琉 響也・ギターは捜査三課刑事眉月 大庵。2019年3月には《バンドーランド》での活動が確認されている。
『恋の禁固刑・13年』(2'15")で衝撃のデビュー以来、ミリオンセラーを3枚叩き出した。レコーディングは音のヌケを重視して海外で行う為、飛行機が苦手な大庵は同行出来ないと推測されるが、レコーディング当日の歌詞変更をリアルタイムで知っていた様子なので、何らかの手段で通信を取りつつ収録しているものと思われる。

7年間の活動でアルバム12枚・ライブビデオ15本以上を発売。判明している曲名は『恋の禁固刑・13年』を始め『恋の特赦免責事項・和解編』『私のカレは検察側証人』『恋するギターのセレナード』『ラブラブ・ギルティー』『遅効性の恋はアトロキニーネ』・判明しているアルバムはチェーンが印象的なジャケットの『つかまえちゃうぞ』。特に2025年に発売されたシングル『遅効性の恋はアトロキニーネ』はミリオンセラーの1枚で、神経性の毒アトロキニーネの威力を伝える内容になっている。
《ガリューウエーブ》の曲は学校の教科書にも載る程だが、王泥喜とみぬきは牙琉 響也と対面するまで知らなかったので結構コアなバンドなのかもしれない。

カツ丼の蝋細工サンプルや伝説のGS-400《レッドタイホ》・デビュー5周年記念(2024年)として《パトギター》等のパトシリーズモデル等の発売も行っている。
2026年7月7日《ギルティツアー》にて起きたローメイン・レタス殺害事件の犯人がトップ2の眉月 大庵であったことと、リーダーの牙琉 響也が本業である検事に専念したいという希望を受け、同年10月に解散が発表された。
2027年10月27日には響也の母校である私立テミス法律学園の学園祭にて1日限りの《ガリューウエーブ》復帰ライブが行われ、牙琉 響也と生徒会長・森澄 しのぶによる『恋するギターのセレナード』が奏でられた。

【関連:タイホくんファミリー】

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華汰義組
名前はカタギだがトナリ町の極道。キタキツネ組と抗争している。
キタキツネ組北木 滝太曰く「仁義を知らねェ、ひでェヤツら」。2026年1月、逸って乗り込んで来た滝太を待ち伏せし、心臓を狙い射撃した。

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ボルジニア共和国
北欧の小国でマキ・トバーユ、ジンク・ホワイト2世、アクビー・ヒックスの祖国。出身者には金髪・緑がかった青の瞳の者が多い。
独自の言語・文字のボルジニア語を使う。閉鎖的な国で国民はほとんど国外に出ることはないが、2019年頃には人気観光スポットとして注目されている。

特産品である《ボルジニアのマユ》は不治の病とされる《チリョーレス症候群》の特効薬となるが、処方を変えると人体に有害な物質をも大量に作れる為、悪用されないよう情報は規制されており、ボルジニアの人間もマユについてほとんど知らない。
《ボルジニアのマユ》は過去一度ブラックマーケットに流れた経緯もあり、国際警察が最も厳しく取り締まっている物の一つでもある。 それ以降海外への持ち出しは厳しく禁じられており、マユを国外に持ち出そうとした者はその場で逮捕され場合によっては死刑・持ち出した者は何者であろうと死刑に処される。
《ボルジニアの布》も特産品の一つで、海外からも注文がある程有名な織物。赤紫と黄色を織り交ぜた美しい柄をしている。

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県立国際ひのまるコロシアム
2026年7月7日に《ガリューウエーブ》による《ギルティツアー》が行われた会場。このツアー中にローメイン・レタス殺害事件が起きた。
《ギルティツアー》では1万人が来場したとされ、かなりの規模とキャパシティを持つ。

ステージ上には昇降する約5mのタワーがある。会場前には子供連れ等が集まる広場があり、タイホくんが風船を配ったり天流斎 マシスらしき人物がスケッチをしている。
同年夏には劇団おまわり 夏季公演《愛と悲しみの書類送検》、また10月10日には或真敷 バランによる7年振りの《或真敷一座 一大イリュージョン》が行われる予定だったが、こちらは或真敷 バランの自首により中止になったと思われる。

楽屋前の自販機では《ナニサマンドリンケ》やお茶等が売られているが、会場価格でかなり高くなっている。隣にはデパートがあり、《大安の日セール・大安売り》を実施している。

【参照:周辺マップ】

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国際警察
現実に相当すると思われる組織の正式名称は《国際刑事警察機構(ICPO=International Criminal Police Organization)》。1956年に設立された(前身である国際刑事警察委員会は1923年設立)。
事務総局はフランス・リヨンに設置されており、国際犯罪及び国際犯罪者に関する情報の収集と交換・国際会議の開催・逃亡犯罪人の所在発見と国際手配書の発行等を主な活動としている。

作中の国際警察も頭文字が《ICPO》になっている。ローメイン・レタス、アクビー・ヒックス、狼 士龍らが所属し、国境を越える密輸や闇オークション・偽札事件等を追う。

【参照:Wikipedia [国際刑事警察機構] 】

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或真敷一座・或真敷記念館
座長:或真敷 天齋 (2003年頃〜2019年)

2003年頃(2026年から見て“20年ほど前”/王泥喜の父と或真敷 優海が出逢った頃には結成されていた)に魔術の天才・或真敷 天齋が立ち上げた大魔術師集団。兄弟弟子の或真敷 ザック(奈々伏 影郎)・或真敷 バランのコンビと天齋の一人娘・或真敷 優海が所属していた。
王泥喜が小さい頃(2010年頃?)はTVにもよく露出し、ゴウカ客船を消してみたり遊園地をバクハツしてみたり、銀行の金庫から金塊を消してみたり挙げ句の果てに閉じ込められた刑務所から脱出してみたり、おっきな飛行機がどうにかなっちゃうアレや天齋が乗ったスポーツカーが客席の遥か上空を走り回って超音速で宇宙へ消えていったり舞台に巨大な滝を出してみたりその滝を巨大なコイが昇ってみたりと、かなり派手で難しいイリュージョンをこなしていた。
中でも優海を間にザックとバランが撃ち合う《ザックとバランの早撃ち》は人気演目だったが、2016年、リハーサル中の事故により優海が行方不明となり、《ザックとバランの早撃ち》は封印される。

全盛期はお茶の間を賑わせない日はない程で、2018年に《ザックとバラン》が国際マジック協会コンテストでグランプリ受賞、2018年には文化庁から表彰、次いでザック・バラン・優海がモデルの記念切手が発行され、2019年には或真敷記念館が設立された。この記念館は恐らく2018年の文化庁表彰を機に施工されたものと思われる。
しかし2019年4月13日に起きた或真敷 天齋殺害事件(事実は自殺)と容疑者であるザックの逃亡により、或真敷一座は雌伏を余儀なくされる。皮肉なことにこのスキャンダルの最中・4月半ばに或真敷記念館オープニングセレモニーが行われることとなった。

一座最後の1人となりながらも興行権を得られなかったバランは、スーパーの屋上等での公演に甘んじながら、2026年4月20日、ザックが法的に「死ぬ」日を待ち続けた。

【関連:国際マジック協会】

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劇団おまわり
《ガリューウエーブ》と同じく警察関係者による劇団。法と秩序に乗っ取った、カタくてマジメな演技がウリ。
2026年夏に県立国際ひのまるコロシアムにて《愛と悲しみの書類送検》を公演した模様。

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裁判員制度・MASON SYSTEM
《裁判員シミュレーション法廷委員会》委員長:成歩堂 龍一

判決に“民意”を反映させる為に導入を検討されている新しい裁判システム。選出された6人の裁判員が裁判長に協力し、様々な角度から事件を検証する。
2026年10月8日に絵瀬 土武六殺害事件をサンプルにシミュレート裁判が行われた(弁護士:王泥喜 法介・検事:牙琉 響也)。

裁判の様子は3台のテレビカメラによって裁判員室に常時中継され、裁判員はその情報と《MASON SYSTEM》でのシミュレートを元に被告人が有罪であるか・無罪であるかをパネルで選択・評決する。評決が一致しない場合、審議は次回に持ち越される。
《MASON SYSTEM》は裁判員が判決に必要とされると思われる情報を収めており、裁判員はゲーム感覚で事件をシミュレートすることが出来る。《裁判員シミュレーション法廷委員会》委員長は扱う事件・裁判員の候補選出・法廷手配を行い理想的なチームになるよう調整し、《MASON SYSTEM》のナビゲーターを務める。

現実で進められている裁判員制度は2009年5月より開始されている。

【参照:Wikipedia [裁判員制度] 】

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どぶろくスタジオ
オーナー:絵瀬 土武六

絵本の挿絵等で知られる画家・絵瀬 土武六のアトリエ。
実際は画家としての仕事よりも贋作の依頼が多く、また実際に贋作を行っていたのは土武六の娘・絵瀬 まことの方だった。

2019年4月に初めて請け負った《証拠品の捏造》を機に父娘はこのスタジオに移り住むが、2026年10月6日、土武六が毒殺されその容疑者としてまことが連行されることになる。

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弁護士協会
現実に相当すると思われる組織の正式名称は《日本弁護士連合会(略称《日弁連》)》。
日本における弁護士の唯一の職能・監督団体であり、国家機関からの監督を受けない独自の自治権を有する。弁護士法に基づき1949年に設立された。
弁護士法の規定に基づき弁護士の登録・資格審査・懲戒など弁護士の身分に関する業務を行う他、司法改革運動を行っている。また弁護士は各地の弁護士会に入会すると同時に日弁連にも登録しなければならず、日弁連の定めた会則に従わなければならない。

また《日本組織内弁護士協会》という組織も現実に存在するが、こちらは企業・行政等の組織内弁護士による交流を主軸とした任意団体であり、本編に出てくるような組織ではない。

【参照:Wikipedia [日本弁護士連合会] 】

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公証人
ある事実の存在・もしくは契約等の法律行為の適法性等について公権力を根拠に証明・認証する者のこと。
日本においては公証人法に基づき法務大臣が任命する公務員で、全国各地の公証役場で公正証書の作成・定款や私署証書(私文書)の認証・事実実験・確定日付の付与などを行う。

作中フリージャーナリストの葉見垣 正太郎(36才)が資格を持っていたが、実際の公証人は「30年以上の実務経験を有する法律家の中」から任命される公務員であり、兼職は禁止されている。

【参照:Wikipedia [公証人] 】

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中央刑務所13号独房
2026年4月17日に浦伏 影郎を殺害した元弁護士・牙琉 霧人が収監された独房。
牙琉曰く「刑務所の中にも知人がおり、多少のワガママを通してもらっている」とのことで、高級な椅子や愛用の日用品・本等が揃い、独房の主にとってそれなりに居心地のいい空間になっている。

【関連:刑務所】

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アリアドネ
国内最高級マニキュアブランド。手をデザインしたクリスタルボトルのマニキュアは高価な上限定生産の為、ごく少数しか出回っていない。
ブランドのマークは《A》の文字を花のようにデザインしており、「爪」という文字を意匠化しているようにも「手」を象っているようにも見える。

《アリアドネ》とはギリシア神話で迷宮に向かうテセウスに脱出用の糸を渡した、クレタ島の王ミノスの娘。難問を解決する鍵を《アリアドネの糸》という。

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或真敷一族
血縁者:或真敷 天齋 (故人)・或真敷 優海・王泥喜 法介・成歩堂 みぬき

並外れた動態視力と集中力・観察眼を持つ一族。
一族にはその「見抜く」能力を補助するかのような、1対の腕輪が伝えられている。特殊な金属で作られた腕輪は体温により装着した者にぴったりと馴染み、「見抜く」べき時が訪れると装着者にそれを教える役目を持つ。
人は動揺する時無意識に緊張し、その緊張が何らかの動作として現れる。或真敷の力はそれを無意識に感じ取ることにより自分自身も僅かに緊張し、その結果腕輪に違和感を覚え「見抜く」タイミングを知る。
しかし一族の力は腕輪に頼るだけのものではなく、みぬきは腕輪なしに勝負のタイミングと相手の手の内を察し、養父である成歩堂を補佐してきた。
また視力を失った優海は目が見えないことを周囲に悟られない程の鋭い聴覚と洞察力を持っていた為、或真敷一族は全ての感覚が鋭敏になっているものと思われる。
一座結成直後と思われる2003年頃に或真敷一座と旅芸人の王泥喜の父・王泥喜 奏介が共演。 奏介と結婚した優海は一座を離れるが、奏介はクライン王国で事件に巻き込まれ死亡、共にいた王泥喜も行方不明となり、優海は1人一座に戻った。

その後優海は父・天齋の一番弟子であった或真敷 ザック(奈々伏 影郎)と結婚・みぬきを生むが、2016年、みぬきが5才の頃事故により視力と記憶を失い一座を離れる。
記憶を失った優海はボルジニア共和国で経歴不明の歌姫《ラミロア》として生活することとなったが、その右腕には王泥喜と対になる腕輪の片方が嵌められていた。

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