内部資料:NO.

組織・場所

▼ 第1話 《逆転の異邦人》

■ クライン王国
■ ジーイン寺院
■ クライン大法廷
■ 御魂の託宣
■ 弁護罪
■ 革命派

▼ 第2話 《逆転マジックショー》

■ トロンプ・シアター
■ 成歩堂なんでも事務所 →
■ 見抜く →或真敷一族 →
■ ニドミテレビ
■ ココロスコープ →
■ ポニポニ山

▼ 第3話 《逆転の儀式》

■ 聖域
■ 祭司の家
■ クライン国立第4刑務所
■ 冥界戦士トリサマン
■ 《サイコ・ロック》 →綾里一族・倉院の里 →
■ ガラン宮殿
■ やたぶき屋 →
■ サードマディ法律事務所 →王泥喜法律事務所
■ アマラ暗殺事件
■ 隠し部屋

▼ 第4話 《逆転寄席》

■ 内館庵
■ 来来亭

▼ 第5話 《逆転の大革命》

■ 綾里一族・倉院の里 →
■ 博士の研究所
■ (株)バグダス →
■ 倉院の洞窟
■ アマラの霊廟
■ 大臣の寝室
■ アイアムビヨウイン →

▼ 特別編 《時を超える逆転》

■ 八久留間航空
■ ハグルマパーク 係留地
■ フライングチャペル号
■ タイムマシン
■ 八久留間邸
■ 女神テミス →法の神→

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クライン王国
女王:アマラ・シガタール・クライン(〜2005年)/ガラン・シガタール・クライン(2005年〜2028年)/レイファ・パドマ・クライン(2028年〜)

アジアの西の果てにある、霊媒と神秘の国。“祈りの国”とも呼ばれている。
数百年前、後のクライン王国となる国に霊媒を行う始祖が誕生し、その双子の妹は鳥姫として短剣を手に取り戦い、始祖を女王としクライン王国が建国された。倉院流霊媒道の源流でもあり、倉院流家元を継ぐ者はクライン王国で修行することになっている。
クラインにおいて死は終わりではない。死して尚、魂は冥界にて生きる。死して尚、魂は巫女の声に応える。女王のみが使える霊媒の能力は太古の偉人も呼び出すことが可能な為、歴代女王は近隣諸国の王族のご意見番となることで異国の侵略を受けず、独自の文化を守ってきた。

通貨は“ダーマ(1ダーマ=推定10円程)”。マガマガしい色をしたクライン名物“まがたまん”は冥界までぶっ飛ぶほどの美味しさ。“ギャッパム”や“コヌロ”・“ザバースー”等独特の野菜や絶妙な辛味の“カラミュバ”・トロトロの“トゥルンガ”・ 蕎麦に似た喉越しの“バヌップーン”といった伝統料理もある。牛に似た動物・ヤクは荷物を運んだり乳を絞ったり食用になったりとクライン王国にとって欠かせないパートナー。クライン将棋“タマトーリ”は相手を全滅させるまで終わらず各コマ1回ずつ使える必殺技がアツい。心からの哀悼の意を示す死者に手向ける花は“ナマンダ”。動物園はない。
平仮名を反転・逆転させたような独特の文字と「アッピラッケー(ごきげんよう)」「ポルクンカー(びっくりした)」「ポルクン者(どうかしてるヤツ)」「ズーシレ・マタミ・ヨマ(鎮魂の祈り)」「ウル・ディーハラ・◯◯(◯◯の恩寵があらんことを)」「ドルベッチョ(罵り言葉)」等、独特の言語を使う。

【関連:綾里一族・倉院の里】【関連:冥界・霊界】




クライン教
祖先の霊を信仰する宗教。クライン王国の国民は全てクライン教の信徒であり、始祖より連なる血統の霊媒師である女王が教祖を務める。クライン経の僧籍に入る者は皆体のどこかに印を刻むこととなっており、その記録はジーイン寺院に保管されている。
クライン人の一日平均祈りの時間は15時間で、起きている時間全てが祈りとなる。年月と信仰心は比例しないとされ、クライン教に帰依した者は海外の人間でも数ヶ月で主席検事や住職といった要職に就くことが出来る。
クライン王国固有種・クライン蝶には稀に尾翅が輪になっている個体が存在するが、その円形の尾の中央に御魂(ミタマ)を乗せて運ぶとされており、クライン蝶と御魂の意匠はあらゆるところで使われている。

経典には様々な地獄の記載があり、諦めず足掻き続ける者には足掻けば足掻く程奈落の底へ落ちていく“パプル・ボルジーグ地獄”・僧を殺害した者には5億年くすぐられ続ける最下層の“大クスグリ地獄”・僧を2人殺めた者には終わる事のない苦痛、プルモッテンのガルーヌでジャガルされ続ける“バルギルプッコン地獄”が相応しい。8億年サカムケを剥かれ続ける“サカムキ地獄”等もある。


始祖の宝玉
2020年に発掘されたクライン王国の秘宝。「秘宝には《暗号》が隠されており、その暗号を解き明かした時始祖がよみがえり、絶大な霊力を授けてくれるだろう」という伝説があり、箱に収められジーイン寺院の宝物庫に安置されていた。箱に描かれているミタマを抱く蝶の意匠は7世紀頃に彫られたものとされている。
年に一度、正月に王宮で行われる特別な儀式の時だけ宝物庫から出される。霊力のない者が見ると目が潰れるとされ、王族以外は秘宝そのものを目にすることを禁じられていた。
その正体は“クライン最大の禁忌”とされる始祖の素顔と姿を模った像。霊媒には死者の名前と顔の認識が必要とされる為、始祖の真の名を伝えられたクライン王家女王が宝玉で始祖の顔を知ることで、始祖本人を霊媒出来るようになっていた。

「始祖がよみがえり、絶大な霊力を授けてくれるだろう」という伝説は、《サイコ・ロック》のように何かを媒介にして霊力の一端を非霊媒師が扱えるように出来るものではないかと成歩堂は考えている。

【関連:心理錠(サイコ・ロック)】


イクサドリ
クライン王国固有種の鳥。鳥姫の名の由来になった。猛獣のような鳴き声で天敵から身を守るが、絶滅危惧種で自然界では滅多に見掛けない。
鳥姫が用いたとされる武器(短剣・矢)のモチーフとなっている。

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ジーイン寺院
住職:ポットディーノ・ニカワス

クライン教開祖である始祖によって建てられた、クライン王国の町の中心にある歴史ある木造建築の寺院。表には御魂の通り道とされる《導きの泉》がある。魂は泉を辿り寺院へと誘われ、その先の法廷で真実を得ることで供養されていく。
午前と午後に《奉納舞》が行われており、《儀式の歌》が寺院全体に聞こえるよう全部屋にはスピーカーが設置してある。
宝物庫には秘宝である《始祖の宝玉》が保管されており、箱を開ける《ミタマのカギ》は代々住職に受け継がれている。
経費削減の為成歩堂がクライン王国に滞在して間ずっと寝泊まりしていたが、雑魚寝な上ベッドもシャワーもなく日の出と共に祈りから始まる生活だった模様。

2028年4月23日、宝物庫で警備員ミーマ・ワルヒトの死体と空になった《始祖の宝玉》の箱が発見された。

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クライン大法廷
クライン王国の法廷。法廷は1つ・控え室1つのみの簡素な作りになっており、中央に《御魂の託宣》の水鏡が設けてある。ジーイン寺院の《導きの泉》に繋がっているらしい。
2005年に《弁護罪》が制定されて以来弁護士不在の裁判が行われ、検事が無敗の状況になっていた。

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御魂の託宣
使用者:レイファ・パドマ・クライン

姫巫女が《奉納舞》を舞うことで死者の死の直前の数秒間の記憶を水鏡に映像として映し出す、霊媒能力の一つ。死者が見た光景・五感で感じたことを視覚的に伝えることが出来る。
霊媒と同じく呼び出す霊の真の名前と顔を知ることで御魂を特定し、冥界から死者の記憶を引き出す。また水鏡に映ったそれぞれの感覚を《研ぎ澄ます》ことで更に詳しく状況を知ることも可能になる。

「死者が見た光景」は決定的な証拠に思えるが誤解による冤罪も起こり得る方法で、事実犯人や死者自身が意図的に「死者が見た光景」を別のものに誤認させたり自身の視界を操作することで捏造も可能になっていた。


奉納舞

怒れる龍虎 争えど
始祖の加護にて 守られん
蝶がミタマを 抱くとき
宝玉の恩寵 賜らん

身焦がすほどの 祈りにて
始祖の御身は 現れん
この世にミタマ 舞い降りて
大いなるチカラを授からん


始祖に《儀式の歌》と共に奉納される舞。冥界から魂を呼び寄せる力を持っているとされている。
《儀式の歌》前半は《始祖の宝玉》の箱を開ける方法・後半は一般に知られておらず、《始祖の宝玉》を使用可能な状態にする暗号になっている。

【関連:綾里一族・倉院の里】【関連:冥界・霊界】

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弁護罪
2005年6月14日、当時の法務大臣ガラン・シガタール・クラインによりクライン刑法に《弁護罪》──「われらが女王の名のもと、犯罪者に与した者はこれを等しく《有罪》とする」──が制定され、多くの弁護士達が弁護した者と共に断罪され消えていった。
以降クライン王国において弁護士は犯罪者の味方・魂が汚れた者とされ、姫巫女が行う《御魂の託宣》を決定的な証拠として弁護士は不要とされてきた。

2028年にガラン女王在位中の王位正当性が消えた為、「われらが女王の名のもと」制定された《弁護罪》自体が一切無効化されたと思われる。

クライン王国の弁護士バッジは日本のものと比べてかなり大きく龍眼石で出来ており、「龍は人の嘘を見抜く」という伝説から龍の目のデザインになっている(『逆転裁判6 公式ビジュアルブック』参照)。

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革命派
主要メンバー:ドゥルク・サードマディ(リーダー)/ダッツ・ディニゲル

悪法《弁護罪》の廃止を目的とし、ガラン王政と裁判制度への反対運動を行っている人々。《反逆の龍》とも呼ばれる。ガラン政権下において世間からは「王政を覆すには犯罪をも厭わないテロリスト」というイメージで捉えられているが、実際は無血革命を求める元弁護士や僧侶・一般市民等が主体になっている。
《弁護罪》が出来て以降クライン王国から弁護士は殲滅され、裁判は必ず被告人が有罪になり冤罪の恐怖で統治された独裁国家になっていた。その現状に異を唱えたのが《龍は屈せず(真実の為に龍の如くあらねばならない)》の信念を持つ者達であり、法による公平な社会を目指しガラン王政打倒を掲げていた。

クライン王国では表向き思想の自由を認めている為、《革命派》であるというだけでは逮捕出来ない。その為《革命派狩りの鳥姫》によって別の罪状を捏造し負わせた上で死刑にしていた。また《革命派》というだけでは海外への移動も制限出来ないようで、《革命派狩りの鳥姫》による冤罪が晴れた後のダッツ・ディニゲルもパスポートで日本へ渡航出来ている。

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トロンプ・シアター
“エンターテイナーの登竜門”と言われる大劇場。長方形の劇場に立方体が突き刺さったような外見に見えるが、《トロンプルイユ》=騙し絵という言葉から来ているように錯視を利用した建造物になっている。周囲には前衛的な現代アートが配置されている。

2028年4月27日、本番直前マジックショーのゲネラルプローべ中に《Mr.メンヨー》こと伏樹 直人の遺体が発見され主演の成歩堂 みぬきが逮捕されたが、その後無罪を勝ち取り、チケット全席即完売の或真敷一座復活の大舞台《ミヌキ・イン・アルマジカルランド》は予定通り4月29日〜5月1日に無事開催された。

【関連:或真敷一座・或真敷記念館】

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ニドミテレビ
志乃山 金成がプロデューサーとして勤めているテレビスタジオ。
2028年4月27日、有名人の黒いウワサを特集してお金をかける番組《ギャンブル・スキャンダブル》にてみぬきの事件を「ステージでの悲劇は少女Mによる殺人か事故か!」 “観客は見た!ステージでの凶行!” “マジシャンMさん、17歳” “独占映像!ノーカット版!殺人ショー” 等として報道。成歩堂なんでも事務所を差し押さえ、事務所の様子を生中継した。

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ポニポニ山
“クラインの屋根”と呼ばれる聖域の山を中心に連なる峰の一つで、聖域の西に位置する山。
標高2,298m。“小聖域”と呼ばれている。
《水清めの儀》は年に一度、満月がポニポニ山の上空に輝く時に行われる。

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聖域
クライン王国における聖なる山。標高2,310m。泉は鳥姫が戦いの血で汚れた身体を洗い清めた場所とされ、山の中腹にある。
聖域までは祭司の管轄だが山頂にはクライン国立第4刑務所があり、上空を飛ぶには法務大臣の許可が必要とされる。
2028年5月10日、祭司であるマルメル・アータムの遺体が発見された。


《祈りの広場》
年に一度の《水清めの儀》を祈る為の場。聖域の入口に当たり、一般人はこれより先へは入れない。色とりどりの旗は《祈りの旗》と呼ばれるもので、ひとつひとつに国民の願いが込められている。
2028年5月11日、オガム・マイニーチェの遺体が発見された。


水清めの儀
鳥姫の衣装を聖域の泉で清め、次なる戦いへの英気を養ってもらう儀式。 年に一度、満月がポニポニ山の上空に輝く時に行われ、《着衣の儀》・《水清めの儀》・《火清めの儀》を経て翌々日の正午まで祈りを捧げ続ける。

儀式に使用する衣装と短剣は鳥姫が使っていた本物とされている。鳥姫を演じる巫女には秘伝書が渡され、鳥姫の真の名前を知ることが出来る。民を導く始祖の血筋は戦いのケガレには触れられない為、鳥姫の役を担当することは禁じられている。
儀式中は食事が禁じられる為、前日は《祈りの食卓》として正午から15時までの間に《ギンギル》という薬草たっぷりの料理を食べるのが習わしになっている。ニンニクとハッカを足したような香りで滋養強壮に効く。
真宵曰く、すんごいニオイで抵抗はあるが一口食べるとやたぶき屋のラーメンにニンニクとハーブをいっぱい入れて煮込んだような病みつきになる味。

【関連:やたぶき屋】


クライン国立第4刑務所
聖域の山頂にある刑務所。鳥姫が自ら倒した御魂が悪霊とならぬよう、この山の山頂に弔ったという故事に倣っている。
断崖絶壁の為下からは行けず、囚人は法務大臣の許可を得たヘリコプターで運ばれる。


隠し部屋
聖域のイクサドリの像の裏にある革命派の隠しアジト。イクサドリの像に目玉を嵌めることで像が回転し、裏に行けるようになっている。泉の水源を祀る場所を改造して作られている。

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祭司の家
《祈りの広場》の麓にあるアータム夫妻の家。真宵も修行の間時々訪れており、サーラ・アータムのクライン料理を味わっていた。
始祖の祭壇や修行用の精神統一ザブトン等が置かれている。

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冥界戦士トリサマン
クライン王国伝説の鳥姫をモデルとした人気No.1ヒーロー。レイファ・パドマ・クラインもファンの様子。
革命家ドゥルクによく似た悪役が姫巫女レイファによく似たヒロインを襲いそれをトリサマンが助けるような毎回革命派がボコボコにされるヒドイ脚本で、かなり王政プロパガンダ色が強い作品と思われる。トリヒメ・ウイングで空を飛んだりクライン国内88ヶ所のトリサマン秘密基地等が出てくるらしい。
クライン王国発祥のオリジナルキャラクターとされているが、日本にもちょっと・テーマ曲がかなり似たヒーローがいる。

トノサマンファンである真宵は喜んでいるが、トノサマンリスペクトの御剣は全く納得していない。

【関連:トノサマンシリーズ】

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ガラン宮殿
ガラン・シガタール・クラインの宮殿。白亜に黄金の装飾を施した外観はただならぬ雰囲気を纏っている。宮殿内には謁見の間や祈りの間・降霊の間があり、王族居住区には王族の各部屋と《アマラの霊廟》がある。
一般人は許可がない限り入れないが、街中から宮殿内に侵入可能な小さな抜け穴があり侵入者がつまみ食いを出来たり降霊の間を覗けたりと警備はザルらしい。

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王泥喜法律事務所
【サードマディ法律事務所】(〜2005年) 所長:ドゥルク・サードマディ
    ↓
【王泥喜法律事務所】(2028年〜) 所長:王泥喜 法介


ドゥルク・サードマディが弁護士時代使用していた法律事務所。表は締め切られている為、市街地のマンホールを伝って地下から入るようになっている。ドゥルクが革命派《反逆の龍》となってからは革命派のアジトとして、また《弁護罪》で犠牲になった人々の相談所のようになっていた。
王泥喜 法介が日本で弁護士になったと知ったドゥルクはいつか王泥喜がクライン王国に戻り自分の事務所を継いでくれたらと願っていたが、2028年、その想いを汲んだかたちでクライン王国で王泥喜が弁護士として活動していく為の拠点となった。

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アマラ暗殺事件
2005年に起きた当時のクライン王国女王、アマラ・シガタール・クラインの暗殺事件。アマラの私邸(後のアマラの霊廟)が放火され、アマラは睡眠薬を飲まされ焼死したものとされた。ライターの指紋からアマラの夫であり弁護士であるドゥルク・サードマディが首謀者とされ、当時ドゥルク自身が法廷に立ち無罪を主張したが証拠品捏造の疑惑から世間は弁護士そのものへの不審を抱き、6月14日《弁護罪》が制定された。
それ以前は《御魂の託宣》は法廷での証拠品の一つであり検事と弁護士が議論を戦わせていたが、事件を機に《御魂の託宣》が絶対の真実となり弁護士は殲滅され、ガラン王政の独裁状態になっていた。

2028年5月、アマラ暗殺事件で死亡した『王泥喜 奏介』の顔と名前から《御魂の託宣》が行われ、事件から23年目にして真犯人と真相が知られることとなった。

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内館庵
店主:内館 すする

夕神 迅が先代の頃から通っているそば処。落語家・旋風亭 獏風も古い馴染みで先代亡き後、四代目となる内館 すするの面倒を見てきた。
「挽きたて・打ちたて・ゆでたての三たて」が拘り。ざるそばは680円。

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来来亭
落語寄席。2028年5月12日、二代目旋風亭 美風の襲名披露寄席が行われたが、楽屋から旋風亭 獏風の遺体が発見された。

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博士の研究所
所長:佐奈樹 文明

考古学者佐奈樹 文明の研究室。室内にはセンメツを口走る土偶やオーパーツ、倉院の里関連の重要な品等、在野の研究者が扱うには考古学的価値が高すぎる遺物が多い。佐奈樹の「倉院の里に悪人はいない」との考えから施錠はしていなかった。
2028年5月16日、本棚の本に埋もれた状態で佐奈樹 文明の遺体が発見された。

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倉院の洞窟
倉院の里のミタマ山にある洞窟。暗闇でぼんやりと緑色に発光するミタマゴケが生えている。大昔倉院流霊媒道の巫女が修行に使っていたとされ、言い伝えでは洞窟の奥に“大昔の遺跡”があるとされてきた。
山を越えた先に海があり、遺跡のある地底湖と繋がっている。

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アマラの霊廟
2005年の《アマラ暗殺事件》で亡くなったアマラ・シガタール・クラインの霊廟。燃え落ちたアマラの私邸跡地に建てられた。ガラン宮殿の中庭にある。
建設費用には生前アマラ女王を慕っていた国民や周辺諸国の王からの莫大な寄付が当てられ、総工費800億円・完成までに5年かけ、400人の労働者を雇い、慰霊の儀式と共に建設が進められた。
棺にはアマラの遺体がミイラとなって安置され、低温で保たれているとされている。内部にはアマラの生涯を描いた6枚の壁画が飾られているが、すごいことになっちゃっている。

2028年5月18日、法務大臣のインガ・カルクール・クラインの遺体が、また19日にドゥルク・サードマディの遺体が発見された。

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大臣の寝室
ガラン宮殿の王族居住区にあるインガ・カルクール・クラインの私室。散らかり具合に成歩堂は親しみを感じている。
一般雑草には一般販売はしていない《アイアムビヨウイン》の試供品もある。

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八久留間航空
次期社長:八久留間 来人

レインボーエアライン(RAL)を運営している有名な航空会社。政界や法曹界への繋がりも強い。
先祖代々人類の移動手段に貢献してきた企業であり、八久留間 来人は次の段階として時空移動もあり得ると考えていた。
牛は八久留間航空のトレードマークで「牛のように、ゆっくりでも力強く働く人であれ」が社訓。マスコットキャラクターはウシに羽根が生えた“ウシサス”で、フライングチャペル号の灯篭は夫婦ウシサスになっている。 フライングチャペル号に描かれた虹色の牛は“レインモー”と名付けられている。

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ハグルマパーク 係留地
飛行船を停める係留地。鉄塔にフライングチャペル号が停めてある。水辺にあり一般の人も行き来できる公園らしい。
2028年9月20日、強風でベンチが飛ばされ看板が壊れた。

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フライングチャペル号
八久留間航空所有の結婚式場飛行船。屋外展望デッキで空中ウェディングを行える。高砂席には八久留間航空のマスコットキャラクターである夫婦の“ウシサス”の灯篭が飾られている。
2028年9月20日、八久留間 来人と大津部 雫の結婚披露宴後に灯篭の中から米倉 静次の遺体が発見された。
一時は来人と雫の結婚も破談になるかと思われたが同年9月30日、改めて2人の結婚式が行われた。

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タイムマシン
「式を挙げたその日の思い出に浸れるように」タイムマシンと名付けられた、八久留間 来人と大津部 雫の披露宴記念の仕掛け時計。飛行船(フライングチャペル号)を模っている。披露宴で歯車を嵌めネジを巻く起動式が行われた。
起動させると時計の針が逆向きに進み、披露宴のミニチュアが現れるようになっている。

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八久留間邸
八久留間の豪邸。古い飛行機やプロペラ・牛のインテリアが置かれている。
出入りしている人々は八久留間家の親族らしく、わりと気さくに応対してくれる。

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