組織・場所

▼ 第1話 《逆転の標的》

■ 西鳳民国 →
■ ひょうたん湖自然公園 →
■ 検事 →
■ 警察官・刑事 →
■ トノサマンシリーズ →
■ 民間警備会社
■ ヤタガラス →
■ 虎狼死家 左々右エ門 →

▼ 第2話 《獄中の逆転》

■ 留置場 →
■ 刑務所
■ 裁判官・裁判長 →
■ 法の神
■ 検事審査会
■ 上級検事執務室1202号 →
■ 御剣法律事務所
■ タチミ・サーカス →
■ 国際警察 →

▼ 第3話 《受け継がれし逆転》

■ ダンスイーツ
■ 12星座美術館
■ お菓子コンテスト
■ 天海邸
■ 怪人☆仮面マスク →
■ 天下一グループ

▼ 第4話 《忘却の逆転》

■ 伊丹大学病院
■ 忍者ナンジャ →特撮ヒーロー →
■ ビッグタワー
■ 検事審査会
■ 密輸組織 →
■ オニャンコポン →特撮ヒーロー →
■ キャプテン・サイパン →特撮ヒーロー →
■ 正義学園4年2組 →特撮ヒーロー →
■ 大江戸戦士トノサマン・丙!
  →トノサマンシリーズ →

■ ズルワーン →特撮ヒーロー →
■ 闇オークション

▼ 第5話 《大いなる逆転》

■ 大怪獣ボルモスシリーズ
■ 英都撮影所
  →英都プロダクション →

■ 仮設撮影所
■ 狼家 →
■ 地方裁判所 →
■ ヒョッシー →ひょうたん湖自然公園 →
■ 一柳家
■ 県立国際ひのまるコロシアム →
■ あかつきゴミ処理場
■ ひのまる倉庫
■ ハッピー・ファミリー・ホーム
 

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民間警備会社
リーダー:外城 涯/サブリーダー:内藤 馬乃介

2019年3月25日に開かれた西鳳民国大統領歓迎イベントにて、自国の警察を信頼していない西鳳民国大統領が警護を依頼した会社。社員章は左の掌を象っている。
西鳳民国大統領の暗殺を狙う虎狼死家 左々右エ門が社員を装い、短期間潜入していた。

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刑務所

所長:美和 マリー (2007年以降〜2019年)

法令に違反し、裁判などの結果、刑罰に服することとなった者を収容する刑事施設。作中に出てくる刑務所は留置所と併設されており、御剣曰く「変わった構造だが面会する側としては助かる」。
入口にはセキュリティガードがあり、入場する人間に対しては金属探知機によるチェックが行われるが、差し入れには行われていない。7時・正午・21時に囚人の点呼が行われ、15時には“世界一のパティシエ”天海 一誠によるおやつが出されている(2001年以降〜)。

美和 マリーが所長となってからは動物セラピーを導入・囚人1人につき1匹ペットの相棒が用意されている。これらの動物にはマイクロチップが埋め込まれ、刑務所内を自由に移動出来るようになっている。またペットを使用した職業訓練所にもなっており、服役中にペットトリマー資格も取れるようになっている。
独房前には囚人のプロフィールが書かれたパネルがあるが内容は手抜き。作業室には腕輪に反応するセンサーが取り付けてあり、看守がセンサーを解除しないと警報が・警報が一定時間以上鳴り続けると腕輪から激しい電流が・腕輪を壊そうとすると更にその3倍の電流が流れるようになっている。中庭には配電室と高圧電流の流れる柵があり、池ではアリゲーターのアリーが飼育されている。
《懲罰房》では元ボクサーの囚人が泣きわめく程の罰を与える模様。また危険人物を収監する《特別独房》がある。

【参照:Wikipedia [刑務所] 】【関連:留置所】【関連:中央刑務所13号独房】

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法の神
ギリシア神話の女神テミス・もしくはローマ神話の女神ユースティティア。剣と天秤を持つ正義の女神で、司法・裁判の公正さを表す象徴として古来より用いられて来た。
彼女が手に持つ天秤は正邪を測る「正義」を、剣は「力」を象徴し、「剣なき秤は無力、秤なき剣は暴力」に過ぎず、法はそれを執行する力と両輪の関係にあることを表している。
目隠しをしている場合もあるが、それは彼女が前に立つ者の姿を見ないことを示し、法は貧富や権力の有無に関わらず万人に等しく適用されるとの「法の下の平等」の理念を表している。

【参照:Wikipedia [正義の女神] 】
検事審査会
会長:元検事局長・一柳 万才 (〜 2019年)
メンバー:裁判官・水鏡 秤/弁護士・籠目 つばさ (〜 2019年) 他8名


現実に相当すると思われる組織の正式名称は《検察官適格審査会》。
個々の検察官が職務遂行に適するか否かを審査し、法務大臣に通知することを任務とする。国会議員6人・最高裁判所判事1人・日本弁護士連合会会長・日本学士院会員1人・学識経験者2人の計11名で構成される。

作中の組織も11人の委員からなる審査会議で、メンバーは政治家・法曹関係者から選ばれる。警
察局・弁護士協会とも深い関わりと影響力を持っており、検事が職務を果たしているか監視・問題のある検事を事件から外し、検事に相応しくない人物の検事バッジを取り上げる権利を持つ。

審議室は当初検事局内にあったが、2019年頃にビッグタワー50階に移転した。

【参照:Wikipedia [検察官適格審査会] 】【関連:弁護士協会】【関連:ビッグタワー】

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御剣法律事務所
所長:御剣 信 (〜2001年)・信楽 盾之 (2001年〜)

御剣 信弁護士が所長を務めていた法律事務所。
2001年12月28日に地方裁判所内で起きた《DL6号事件》で信が死亡した後、信の助手だった信楽 盾之が弁護士となり引き継いだ。
信を敬愛していた信楽は事務所を引き継いだ後も名称を改めず、《御剣》の名を残している。

信楽曰く「信さんの名前を掲げさせてもらっているからにはハンパなマネは出来ない」。
基本方針は“来る者拒まず”で、殺人事件の依頼や法律相談等、依頼は多種に渡る。

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ダンスイーツ
2000年頃 (詳細不明)/主演:天海 一誠・織屋敷 司

正式なタイトルは『テンカイ&ツカサのダンスイーツ 〜3時のデコレーショー〜』。“世界一のパティシエ”天海 一誠と助手・織屋敷 司が歌い踊りながらお菓子を作る、子供達に大人気のテレビ番組。
2000年12月24日に主演の天海 一誠が殺人容疑で逮捕された為、打ち切りを迎えたものと思われる。

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12星座美術館
館長:織屋敷 司
開館時間:10:00〜17:00


かつての天海邸を改装して開館された美術館。世界各地から集められたポール・ホリックの作品を展示している。
各部屋は季節に対応した装飾と温度にしてあり、《冬の宮殿》の像のみ氷菓・他の宮殿の像はクリスタルで作られている。
各部屋にはスプリンクラーが設置されているが、美術品を必要以上に濡らすことがないよう、1階警備室から手動で動かすようになっている。2階は医務室になっており、その場で解毒剤を調合出来る程に医療設備も充実している。

2019年4月2日に開館したが、その直後に《秋の宮殿》から有毒ガスが発生・また館長で唯一の従業員である織屋敷 司が逮捕された為、ほとんど人の目に触れないうちに閉館したものと思われる。
《春の宮殿》[12℃]
おとめ座・しし座・かに座
《夏の宮殿》[26℃]
いて座・さそり座・てんびん座
《秋の宮殿》[18℃]
やぎ座・みずがめ座・うお座・おひつじ座
《冬の宮殿》[-3℃]
おうし座・ふたご座


【関連:天海邸】

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お菓子コンテスト
主催:天海 一誠

工芸菓子のコンテスト。出品される芸術品は全て食べられる素材で作られ、“世界一のパティシエ”である天海 一誠の作品を味とデザイン双方で上回らなければ優勝出来ない。 各部屋はそれぞれのお菓子に会わせた室温に調整出来る。13:30〜14:30には恒例のアフタヌーン・ティーが行われている。

2000年12月24日に天海邸で行われた決勝戦には風見 豊、デリシー・スコーン、氷堂 伊作が参加したが、参加者の1人・氷堂が殺害され、主催者である天海 一誠が殺人の共犯として逮捕された為、以降のコンテストは中止になったものと思われる。
2000年のコンテスト優勝賞品“究極のレシピ”は天下一グループの《新薬の調合書》で、医薬品メーカーに売れば破格の値が付くものだった。
優勝賞品
□ パティシエ世界一の称号
□ 究極のレシピ
ルール
① 審査は参加者の部屋を左から順に回り、最後に天海の部屋に集合してもらいます。
② お菓子以外の装飾は認めません。飾り台や機材は貸し出します。
③ 審査タイムが終わるまで、人の部屋に入ってはいけません。
天海 一誠出品作品 [チョコレート]
『アッカ・シーン号の航海』:7つの海をめぐった果てで大いなる財宝にたどりついた古代の冒険者の栄光をかたどった
『カイコンの日誌』:紅海を航海した日々の後悔を公開しとこうかい……
『イバラにとらわれた天使』:“究極のレシピ”額縁
『アッカ・シーン号と赤き海原』
『生命(いのち)のともしび』
風見 豊出品作品 [飴]
不明
デリシー・スコーン出品作品 [生クリーム]
『魔法城と4人の小人』
『4人の小人とおかしなお菓子の城』
氷堂 伊作出品作品 [氷菓]
『ふたご座』
『おうし座』

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天海邸
天下一グループの後継者・天海 一誠と助手の緒屋敷 司が住んでいた屋敷。1階は各部屋の小川が流れ込む噴水広場になっており、2階は天海と司の居住スペースになっている。
1階噴水広場は2000年12月に行われた《お菓子コンテスト》会場として使用され、ポール・ホリック作の噴水を取り囲むように『ダンスイーツ』で使われる楽器・クリスマスにちなんだ砂糖菓子・天海がもらったトロフィーが展示されていた。

2000年12月24日に屋敷の主人である天海 一誠が逮捕された為天海の親族の手に渡ったが、2019年頃緒屋敷 司が買い取り、12星座美術館に改装された。

【関連:12星座美術館】

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天下一グループ
風邪薬の新薬から劇薬まで、幅広く扱う薬品メーカー。キッチンに出没する“アレ”を“コロリ”とやっつける《劇薬コロリX》は《トドメサスン》を主原料としており、あまりにも効果が強すぎる為取扱許可を持った薬剤師のみが所持出来る。

カゼゴロシシリーズは風邪薬の傑作と言われており、2000年に《カゼゴロシ・X》が、2013年には《カゼゴロシ・Z》が発売されている。

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伊丹大学病院
院長:伊丹 乙女

看護師の武藤 瞳子が勤める病院。院長の伊丹 乙女は武藤の祖母で、検死官も務めている。
伊丹大学病院なら健康なヒトでも安心!“元気イッパイ・健康だけど入院キャンペーン”で、ケガも病気もない人は入院費用が何と半額に。露天風呂付きスイート病室もある。

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ビッグタワー
2018年頃、養護施設《ハッピー・ファミリー・ホーム》の跡地に建てられた高層ビル。門は養護施設時代のものを壊さずに用いている。

テナントのほとんどが企業のオフィスで、その一つに大沢木 ナツミと速水 ミキコがよく出入りしている新聞社がある。
屋上展望台のみ一般公開されており、展望台の入場料は高校生600円。有名なデートスポットで、手をつなぐとその2人は幸せになれると言われている。屋台では「天空わたあめ“ちぎれぐも”」が売られているが、普通のワタアメを半分にちぎって値段を変えずに売っている暴利もの。中央にはユニコーンの角にペガサスの羽根を生やした“ムジュン”と題されるオブジェがある。

2019年頃、検事審査会審議室が検事局からこのビルの50階に移転した。
パンフレットのスモール毒舌コラムには 「ビッグタワーの50階には、検事審査会が入っているヨ!呼び出された《検事さん》たちを《元検事さん》にするところなんダ。キミも 50階へ、検事さんたちのションボリ顔を見においでヨ!」と書かれている。
パンフレットには50階建てと表記されているが実際には隠された51階があり、屋上展望台の整備用ハッチと50階から繋がるリフトから入ることが可能。内部は闇オークション倉庫になっていた。

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闇オークション
マスター:一柳 万才 (〜2019年)

密輸された美術品・警察や検事局から横流しされた証拠品等を扱ったオークション。ビッグタワーの公開されていない51階に倉庫が存在し、50階検事審査会審議室で競りが行われていた。
参加者は屋上展望台の整備用ハッチから51階倉庫へと1人ずつ入り、入口に展示されているボイスチェンジャー付き仮面で顔を隠し、リフトで50階会場へと降りる。50階で商品を競り落とした後はマスターと共にリフトにのり51階倉庫へ上がり、商品を受け取り会計を済ませる仕組みになっている。 マスターは『オニャンコポン』の宿敵ズルワーンの仮面・白いジャケット・白手袋・紫の花を身に付け、その素性は参加者にも分からないようになっていた。

2019年4月4日深夜に行われたオークションには11人が参加し、殺人事件の資料・《(株)コナカルチャーの机(1-2)》・《サルマゲどんの頭(1-3)》・《タイホくん(蘇る)》・《トランシーバー(2-4)》・《(有)カリヨーゼ経営理念(3-3)》・《アリフ・レッド像/スーツケース(K-2)》・《約束ノート/葛の香水(K-4)》・《ババルインク/ランタン/ワカサマン(K-5)》・《ボルモスのぬいぐるみ(K2-1)》等が扱われた。
このオークションで参加者の一人・籠目 つばさが殺害され、5日に検事審査会審議室にて遺体が発見された為、闇オークションは白日の元に晒されることとなった。

【関連:特撮ヒーロー】

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大怪獣ボルモスシリーズ
2019年公開映画主演:相沢 詩紋・荷星 三郎(ボルモス役)

英都プロダクションが手掛ける特撮怪獣シリーズ。2019年に12年振りのシリーズ続編・『大怪獣ボルモス VS ヒョッシー』が作製された。

ボルモスは大自然の象徴であり都市を破壊する。攻撃には角を用いるが、鳴き声での音波攻撃・ヨダレを垂らす攻撃・牛乳を噴射する攻撃・焼肉の時の煙でセキこませる攻撃・ナメシ革でクツやカバンを作る攻撃等も持っている。
2007年版の初代ボルモスは“人間に最も身近な動物であるウシを怪獣化することで人間と自然の関係を問い直す!”がテーマだった為、かなりウシとしての造形が濃いが、2019年版では“今風のモダンな感性”でアレンジを加え、ウシ怪獣としての面影が薄くなっている。 ボルモスと心を通わせる少年には角があり、角でボルモスと交信するが、シンセンな牛乳を飲まないと思念が届かない。

2019年版は制作費もかなりつぎ込まれ、英都プロダクションの社運を賭けた作品となっていたが、ボルモスの中の人が西鳳民国大統領暗殺事件の真犯人であるかのように書き立てたゴシップ記事のお陰で大盛況となった。

【関連:英都プロダクション】
仮設撮影所
ビッグタワーの横にある英都プロダクションの撮影所。かつての養護施設《ハッピー・ファミリー・ホーム》の敷地の一部の空き地を利用したもので、『大怪獣ボルモス VS ヒョッシー』の撮影後、取り壊されることが決まっていた。
2019年4月6日に西鳳民国大統領(影武者)の遺体が発見され、更に2007年の《SS-5号事件》で死亡した本物の王 帝君の遺体の痕跡が発見された。

【関連:英都プロダクション】

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一柳家
一柳 万才・一柳 弓彦の自宅。ガレージには万才の趣味と思われるバイク・整備用品等が置かれている。
2019年4月6日、相沢 詩紋と勘違いされた弓彦が誘拐・監禁され、同日《SS-5号事件》で死亡した西鳳民国大統領・王 帝君の白骨死体が発見された。

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あかつきゴミ処理場
街に2つあるゴミ処理場の一つ。2019年4月6日、誘拐された相沢 詩紋が粗大ゴミと共に運ばれた。

【参照:周辺マップ】

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ひのまる倉庫
部屋自体が大きな冷蔵庫のような業務用倉庫。タチミ・サーカス猛獣使い課が動物の餌を保管する為に用いていた。
2019年4月4日深夜に死亡した西鳳民国大統領(影武者)の遺体が保管され、4月6日、誘拐された相沢 詩紋が軟禁された。

【参照:周辺マップ】

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ハッピー・ファミリー・ホーム
所長:美和マリー (2007年頃)

親を亡くした子供達が共同生活をする、児童養護施設。施設前庭にはウサギとカメの遊具・モーター付きのゾウのブランコがある。

2000年12月24日の大雪の日に記憶を失った2人の少年が保護され、2007年2月10日には《SS-5号事件》の舞台となった。
以降廃墟同然となっていたが、2018年に門以外を取り壊され、その跡地にはビッグタワーが建設された。

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