組織・場所

※ 『大逆転裁判』『大逆転裁判2』両方のネタバレを含みます
※ 当サイトでは1900年を『大逆転裁判』基準年と仮定しています

-成歩堂龍ノ介の冒險-

▼ 第1話 《大いなる旅立ちの冒險者》

■ 大審院
■ 帝都勇盟大学
■ 大英帝国
■ 洋食堂《ラ・クワントス》
■ ぽんこつ堂
■ 堀田診療所
■ 帝都警察
■ 勇盟食堂

▼ 第2話 《友とまだらの紐の冒險》

■ 蒸気船アラクレイ号
■ ノバビッチ・バレエ団
■ 倫敦警視庁

▼ 第3話 《疾走する密室の冒險》

■ 高等法院 首席判事執務室
■ 中央刑事裁判所
■ メグンダル公園/メグンダル図書館
■ 《死神》
■ 乗合馬車

▼ 第4話 《吾輩と霧の夜の冒險》

■ ブライヤーロード
■ ホームズの部屋
■ 夏目漱石の下宿
■ バレンボア・サーカス
■ ボロブック古書堂
■ ブルボン屋

▼ 第5話 《語られない物語の冒險》

■ 成歩堂法律相談所
■ ハッチの質屋
■ ベーカー街
■ 聖アントルード病院
■ ミルバートン&ティンピラー乳業
 

-成歩堂龍ノ介の覺悟-

▼ 第1話 《弁護少女の冒險と覺悟》

■ 大審院
■ 帝都勇盟大学
■ 海水浴場
■ 帝都警察
■ 大黒新報

▼ 第2話 《吾輩と霧の夜の回想》

■ 成歩堂法律相談所
■ ホームズの部屋
■ 聖バーソロミュー病院
■ ソーンダイク美術学校
■ 夏目漱石の下宿
■ 中央刑事裁判所
■ アルタモント瓦斯会社
■ 《死神》
■ ボロッチイの店
■ ペパー亭

▼ 第3話 《未来科学と亡霊の帰還》

■ 倫敦万国博覧会
■ 高等法院 首席判事執務室
■ 国際科学捜査大討論会
■ 検事執務室
■ 倫敦大学
■ 科学技術保護特例
■ 科学式捜査班
■ マダム・ローザイクの館
■ 《プロフェッサー》
■ 法医学研究室
■ 聖アントルード病院
■ ロウゲート墓地
■ ドレッバーの工房
■ バークリー刑務所
■ デイリー・サーカス

▼ 第4話 《ねじれた男と最後の挨拶》

■ ホテル・バンドール
■ 赤毛連盟
■ フレスノ街のアパートメント
■ プライオリ幼年学校
■ アシタール寄宿学校
■ 検事執務室

▼ 第5話 《成歩堂龍ノ介の覺悟》

■ 闇市場
■ 蒸気船バラブロック号

▼ 大逆転裁判物語【大日本帝国編】

■ 理髪店《刈人》

▼ 大逆転裁判物語【大英帝国編】

[該当なし]

大審院
現実では1875年(明治8年)から1947年(昭和22年)にかけて日本において設置されていた、司法裁判所の中における最上級審の裁判所。作中でも最高の権威を持つ裁きの庭であり、政府や軍・警察といった権力の中にあってもその判断は影響を受けることはない。
作中の大審院は例え法務助士であっても婦女子の立ち入りは許されず、女人禁制になっている。

【参照:Wikipedia [大審院]】

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帝都勇盟大学
成歩堂 龍ノ介と亜双義 一真、ジェゼール・ブレットが在籍し、教授として御琴羽 悠仁とジョン・H・ワトソンが研究室を構えている大学。英語学部・医学部・法学部がある模様(※ 弁護士になる決意をした龍ノ介に細長 悟が「君『も』法学部なのか」と訪ねている為亜双義は法学部と思われる)
新設されたばかりで1899年時点で学生も数百人しか輩出していない。名称や作中の扱いから重要な立場にあるようで(現実でも当時大学は官立教育の為の政府機関だった)、海外からの留学生や研究者の受け入れ・留学生の送り出し・国家機密となるような研究に力を入れている。

『逆転裁判』シリーズでも成歩堂 龍一の母校として《私立勇盟大学》が出てくる(現実では私立大学が認可されるのは1918年から)。

【関連:私立勇盟大学】

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大英帝国
帝都:倫敦

この世界のこの時代の大日本帝国において最も重要な外交関係にある国。君主にバッキンガム宮殿に在する女王を戴いており、貴族制度を有している。
帝都・倫敦は世界の中心とも言える世界最大の都市とされ、司法や警察の捜査、科学・技術等あらゆるものがこの時代の最高のもので最先端とされている。名物と言われる霧が濃い時は伸ばした自分の指先が見えない程であり、しばしば歩行者が馬車に轢かれる等の事故が起きている。
数年前(史実では1894年)に『日英和親航海条約』が締結されており、関係の悪化を避ける為両国の関わる事件には軍や政府・警察が介入するようになっている。

現実でのこの時代の貨幣はペンス×12→シリング×20→ポンド(約6.5〜8万円相当)になっており、ギニーは1ポンド1シリングで換算される。

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洋食堂《ラ・クワントス》
給仕長:細長 悟

高級西洋料理店。数年前に帝都の南東が外国人居留地として開発され、異邦人が投宿するホテルが立ち並ぶハイカラな区画となったがその一角にある。
商標は牛のマーク。名物はビフテキでカツレツが絶品とされている。
1899年11月19日、大英帝国より招かれていた医学博士のジョン・H・ワトソンが殺害された。

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ぽんこつ堂
亭主:園日暮 三文

帝都二丁目カドの骨董屋。宝永小判等の珍宝を扱っている。

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堀田診療所
ジョン・H・ワトソンが通っていた歯科病院。最先端の技術である笑気瓦斯を用いての抜歯を行っていた。
『逆転裁判』シリーズにも外科一般・形成外科を扱っている《堀田クリニック》が度々登場するが関係は不明。

【関連:堀田クリニック】

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帝都警察
第壱捜査係刑事部長:細長 悟

この世界のこの時代の警察。絶大な権威を持ちながらも日英関係悪化を恐れ、大英帝国に対し忖度する対応を取っている。
1899年11月19日、洋食堂《ラ・クワントス》にいた大英帝国留学生ジェゼール・ブレットを特務指令で隠匿し、証人らを口止めをした。

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勇盟食堂
大学通りにある食堂。亜双義と龍ノ介の馴染みの場所らしく、ここで憂国論議を戦わせたり演芸場の寄席と落語の話をしながら牛鍋を食べていたらしい。

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蒸気船アラクレイ号
大英帝国へ向かう露西亜の三層構造の巨大客船。上海・香港・巴里等(おそらく極東欧州航路に近い航路)を経由し約50日かけて到着する。
壱等船室区画はアラクレイ号で最高級の船室が並ぶ区画で各国政府の要人・お忍びの国王等、身分の高い者が使用する。
1900年1月9日、密室の船室で国際留学生である亜双義 一真が倒れており、洋箪笥から密航者の成歩堂 龍ノ介が発見された。

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ノバビッチ・バレエ団
露西亜の名門バレエ団。世界各地で公演を行っており、大日本帝国にも訪れたことがある。
1900年1月8日、上海公演中にプリマのニコミナ・ボルシビッチが舞台衣装のまま2万ルーブルの金剛石の宝冠と共に失踪し、大英帝国に向かう全ての港に国際手配を要請した。

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倫敦警視庁【スコットランドヤード】
世界で最も優秀な首都警察組織。警察官は鉄兜のような制帽を被っている。
倫敦の巡査は最も誇り高く過酷な職務であり、非番の日以外は早朝から深夜まで徒歩にて20マイル(約32km)街中を巡回・倫敦の労働者達を起こして回り、木賃宿やパブを巡回し税金の徴収・道路の測量・計量機器の検査・道路の清掃・瓦斯灯に灯を入れ消灯を行うのも職務になっている。担当する管区で事件が起これば、非番であっても捜査に当たり解決することになっている。
後に18才の少女ジーナ・レストレードが刑事見習い(自称)になっているが、本来女性と子供と老人は警察官になることは出来ないとされている。


科学式捜査班
班長:コートニー・シス

科学を信奉するハート・ヴォルテックスが大英帝国の警察機構を世界の頂点にする為切望していた専門部署。1899年にコートニー・シスを班長として非公式に立ち上げ、1900年11月に行われる国際科学捜査大討論会で発表し貴族院に《科学式捜査局》として正式に認めさせる算段だった。
倫敦万国博覧会に合わせて新しく出来た制度・《科学技術保護特例》で守られた発明品が関わる事件の捜査は科学式捜査班によって行われることになっており1900年10月に起きたエライダ・メニンゲン殺害事件では現場の捜査を取り仕切っていたが、組織ぐるみの現場の偽装と捏造が発覚し、事実上解体した。

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高等法院 首席判事執務室
大英帝国首席判事ハート・ヴォルテックスの執務室。石と煉瓦の重厚な造りで蒸気機関車の車輪よりも大きな歯車が動く巨大な時計の中にある。
古今東西世界の司法に関する本が全て買い集められており、インコの《マダム・ロージー》と鳩が飼われている。

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中央刑事裁判所【オールドベイリー】
倫敦の主要な刑事裁判が行われる由緒正しい大法廷。首席判事執務室から馬車で20分の距離にある。
大英帝国法廷では600万の倫敦市民から無作為で選出される陪審員制度を採用しているが、陪審員は偶然にも事件関係者や複数の事件に重複する者が多く、倫敦に観光に来た露西亜の革命家が混ざっていたり恋が芽生えたりすることもある。「法による判断によって裁く」裁判官と「良識と民意の代表である」6人の陪審員による審理で判決は下されることになっており、裁判長席の後ろにある巨大な大天秤に陪審員の評決により炎弾が打ち込まれることで《有罪》《無罪》のどちらかに天秤が傾く仕掛けになっている。
6人の陪審員の評決が全て《有罪》になった時は裁判官による《判決》が下されるが、《最終弁論》により4人の陪審員の評決を変えることが出来れば《評決不一致》となり審理続行が可能になる。しかし《最終弁論》は無意味で古い制度として廃れ、1900年に成歩堂 龍ノ介が大法廷に立つまで忘れ去られていた。
無罪判決の際は6発の大花火が打ち上げられ、大法廷名物となっている。

陪審員が選出されず立ち会う者も司法関係者のみの《極秘裁判》は極めて異例で、1890年の《プロフェッサー》の裁判と1900年のバロック・バンジークスの裁判で採用された。

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メグンダル公園/メグンダル図書館
寄贈:コゼニー・メグンダル

ハイドパークの横にあるメグンダル公園は春には愛らしい花が咲き鳥が歌い、一般市民にも親しまれる美しい場所になっている。
メグンダル図書館も気軽に立ち寄れる場所になっているらしい。

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《死神》
『大逆転裁判』
バロック・バンジークスの異名。
バンジークスが検事席に立つ法廷では被告人は“いけにえ”と呼ばれ助かることはなく、例え無罪になっても交通事故で馬車の下敷きになる・テムズ川に落ちて溺れる・突然原因不明の高熱に襲われる・運悪く辻強盗に出くわす等数ヶ月のうちに倫敦から「消える」運命になっており、中央刑事裁判所の伝説となっていた。
バンジークス自身が手を下しているとも噂されたが完全なアリバイによってそれは否定されており、不気味な“呪い”と思われ弁護士はバンジークスが担当する裁判を避けるようになっていた。
『大逆転裁判2』
ハート・ヴォルテックスが作り上げた倫敦警察庁ぐるみの組織。
バロック・バンジークスに任じられる事件の被告人は全て財政界や貴族等、社会への影響が大きく有罪(極刑)になるべき犯罪者だったが、証拠品の捏造や陪審員の買収等により無罪になってしまった場合は刑事であるトバイアス・グレグソン(情報収集)、暗殺者であるアン・サッシャー(実行役)、監察医であるジョン・H・ワトソン/コートニー・シス(死亡診断書の捏造)らによって確実に始末されることになっていた。

「バロック・バンジークスの背後には兄・クリムトの霊が憑いている」と噂され、時には《死神》への報復として襲撃を受けていたバンジークス自身も《死神》が個人ではなく倫敦警視庁の組織であることに気付いており、そのメンバーであるグレグソンを独自に調べていた。

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乗合馬車【オムニバス】
倫敦で一般的な乗り物。2頭だてで車内席に4名・屋根席に4名の最大8名の乗客を運ぶことが出来る。
バロック・バンジークス曰く「倫敦っ子であれば『倫敦の風景をながめるのならば《乗合馬車》の屋根席にかぎる』と口を揃える」が、倫敦の冬の屋根席は凍えるような寒さに耐えなければならない。料金は馬車ギルドで決められており、どの馬車でどこまで乗っても4ペンスになっている。

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ブライヤーロード
1900年2月17日、背中を刺された女性が発見された現場。馬車道の為道幅は広く、煉瓦造りの家が軒を連ねている。

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ホームズの部屋
ベーカー街221番地のBにあるシャーロック・ホームズの事務所。《ランドストマガジン》連載の《シャーロック・ホームズの冒険》にも住所が記載されている。
過去ホームズか関わった事件の記念品である謎の革靴や謎の木箱や謎の踊る人形や皇帝の石膏像等が置かれた浪漫溢れる棚や、ホームズが1年がかりで発明した《万能解析鏡》や科学実験の器具や本やガラクタ等でギュウギュウになっている。
部屋の中央には鍵がかかった大きな鉄箱が珈琲小卓として置かれているが、中にはホームズの《相棒》がホームズと共に解決した事件の記録が入っている。

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夏目漱石の下宿
主人:ジョン・ガリデブ

ブライヤーロードにある家。煉瓦造りで歴史の重みに耐えかね外から見てもかなり歪んで傾いており、1階と2階は40年程前に廃止された《窓税》対策の名残で煉瓦と漆喰で潰されている。都市水道はまだ通っておらず、水は昼のうちに共同水道から汲み上げるようになっている。
下宿は格安の値段で貸し出されているが、その理由は「呪われて」いる為と噂になっていた。


大家ガリデブの部屋
3階の部屋。退役式に出席した際の軍服や勲章・洗濯干しとなった大砲や燭台、結婚式の写真やダンカン・ロスに描いてもらった肖像画等、主人の思い出の品が飾られている。
1900年2月17日、夫婦喧嘩で絨毯と本棚が燃える火事が起きた。


夏目漱石の部屋
2階の部屋。部屋中に積み上げられた古本でムセ返るような重いニオイが満ちている。
かつて連続強盗殺人犯のセルデンが潜伏しており、次に借りたダンカン・ロスが謎の死を遂げたことで“呪われた下宿の怪死”“死刑囚の呪い”と噂され格安で貸し出されていた。1900年2月10日頃にダンカンの次に入居した夏目 漱石も首を絞められる夢に魘され『呪われている』と感じていた。
同年2月24日、天井裏からセルデンの財宝が発見された。


ペテンシーの部屋
1階の部屋。お手製の舞台と舞台用の衣装、ヒビが入った葡萄酒の杯と瓶等がある。どうやら2階の漱石の部屋まで繋がる猫が通れる程の抜け穴があるらしい。

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バレンボア・サーカス
夏目漱石の下宿近くの公園にテントを張っている移動式の曲技団。獅子の炎の輪くぐりなどが見られる。

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ボロブック古書堂
メシャムロードとキャラバッシュロードのカドにあるとても小さな古書店。いい店らしく、夏目 漱石はここで古本を買っていた。

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ブルボン屋
ブロイヤーロードとメシャムロードのカドにある小さな古書店。英国の古い文学作品ばかりを揃えているがそれ程いい店ではない。

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成歩堂法律相談所
所長:成歩堂 龍ノ介

ベーカー街221番地のBの屋根裏部屋に構えられた、成歩堂 龍ノ介の下宿先でもある事務所。寿沙都が日本から持ってきた茶道具や鉄瓶があり、元から部屋にあった水槽で車海老や磯巾着の《アクアリウム》を作っている。寿沙都の私室に繋がる扉があるが、乙女の部屋は甘酸っぱいヒミツでできているので龍ノ介はちらとも覗いたことすらない。
龍ノ介が日本から持ってきたダルマは「ぼくが“一人前”になったと思ったら、寿沙都さんが目を入れてください」と約束し、帰国の際に叶えられた。

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ハッチの質屋
店長:ハッチ

シャーロック・ホームズ行きつけのベーカー街の質屋。221Bとは一軒空き家を挟んだ並びにあり、通りの向かいには銀行がある。
倫敦の下町の市民にとって質屋は銀行のようなものであり、月曜に上等な品を質に入れそれを元手に商売し、得た金で土曜に品を返してもらうようなシステムになっている。ハッチの店では品物を鑑定し2ヶ月間《保管庫》で預かり、それまでに元金と利息を支払えば品物は返し、支払いが出来なかった場合は“質流れ”ということで店先に売りに出されていた。
客の面子を慮り、台帳には名前を記さず質入れの際『合言葉』を決めている。強盗対策でホームズから受け取った《自動犯行記録装置》を2ケ所に設置していたが、30分に1枚撮影される為フィルム代に悩まされていた。
1900年4月16日、保管庫の中でハッチが撃たれ死んでいるのが発見された。

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ベーカー街
シャーロック・ホームズの事務所やハッチの質屋がある倫敦の賑やかな通り。近くに大きな公園もある。

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聖アントルード病院【セントアントルード病院】
1900年4月16日に銃で撃たれたシャーロック・ホームズが運び込まれた病院。最新技術の全身麻酔を扱っている。バークリー刑務所の裏にあるロウゲート墓地を挟んだ場所で司法医学の研究に適した立地になっており、1884年には御琴羽 悠仁が留学で訪れ法医学を6年間学んでいた。
おクスリが大好きなネズミが住み着いた古い病院だが、医者の腕は確かだと噂になっている。


法医学研究室
鼻につく強烈な薬品のニオイと目にしみる強烈な怪しさを放つ、聖アントルード病院の地下にある研究室。1900年10月にコートニー・シスが逮捕されて以降は娘のマリア・グーロイネが使っており、手作りのぬいぐるみが並んでいる。骨格標本はグーロイネが10人の骨からいい部分を集めて作った自慢の逸品。
1890年にはクリムト・バンジークスと《プロフェッサー》の遺体が運ばれ、ジョン・H・ワトソンにより検死解剖が行われた。

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ミルバートン&ティンピラー乳業
ルバート・ミルバートン(クログレイ)とティンピラー兄弟が作り上げた、下町の皆さんに新鮮なミルクをお届けする架空の会社。他の牛乳屋の半額で契約を取り付け、他の牛乳屋と契約している家に届けられた牛乳が入った牛乳缶と契約した家の牛乳缶を取り替えていた。

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海水浴場
帝都近郊にある海水浴場。着替えや休憩用のよしずで囲われた掘ったて小屋がある。政府高官が静養に訪れる別荘地にあり、地元の者達の立ち入りは禁じられている。
1900年8月11日、掘ったて小屋の中で大英帝国留学生ジェゼール・ブレットが殺害された。

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大黒新報
豆籾 平太が所属している“コトバの暴力”が名物の新聞社。1900年に夏目 漱石が帰国して以来、密着取材を続けていた。
1900年8月13日、『英国帰リノ快男児、大イニ語ル』・『独占入手!勇盟大学医学部研究所ヨリ“劇薬”盗マル!』の記事を載せた。

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聖バーソロミュー病院【セントバーソロミュー病院】
1900年2月17日、ブロイヤーロードで背中を刺され意識不明になっていたビリジアン・グリーンが運び込まれた病院。ホームズの部屋から馬車で20分の距離にある。
1900年2月21日にはウイリアム・ペテンシーが入院した。

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ソーンダイク美術学校
ビリジアン・グリーンとダンカン・ロスが在籍していた美術学校。ブリクストン通りからは徒歩3分・ブライヤーロードからは地下鉄で10駅離れたところにある。

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アルタモント瓦斯会社
社長:バルブ・アルタモント

倫敦に瓦斯を供給する会社。契約した部屋に設置された計器に3ペンス硬貨を入れることで2時間瓦斯を使用することが出来、それを集金人が3日に一度回収するシステムになっている。
瓦斯泥棒と他社による瓦斯の不正使用を憎み、厳しく取り締まっていた。

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ボロッチイの店
夏目 漱石やウイリアム・ペテンシー行きつけの店。スープのようなものやサラダのようなものが出る。

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ペパー亭
ブロイヤーロードの北のカドにあるパブ。ビスケットの究極のクズと極上の水といったものが出る、イーストエンドでは高めの店になる。

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倫敦万国博覧会
1900年10月からハイドパークで半年かけて開催された博覧会。大日本帝国も出展している。
全世界から文化・技術の結晶が集まり来場者総数は5千万人、過去この世界で行われた巴里万博を遥かに超える過去最大の規模のものとなり大成功を収めた。

史実でロンドンで行われた万博は1851年5月1日〜10月15日にハイドパークで開かれた第1回ロンドン万国博覧会(水晶宮博覧会)・1862年5月1日〜11月1日にサウスケンジントンで開かれた第2回ロンドン万国博覧会がある。
作中の万博のモデルは史実における1851年の第1回ロンドン万国博覧会=水晶宮(クリスタル・パレス)博覧会(来場者数604万人)と1889年の第4回パリ万国博覧会(当時約312mのエッフェル塔建設・来場者数3,235万人)・1900年の第5回パリ万国博覧会(来場者数5,086万人)を合わせたものと思われる。


水晶塔【クリスタルタワー】
倫敦万博の象徴である塔。天を突く鉄塔の全面に硝子が貼られている。
内部も見所満載で展望台・美術館・植物園・博物館があり、中に入るまで3時間待たされる大行列になっている。
1900年10月21日、ステージで行われた『超電気式・瞬間移動技術』の公開実験で瞬間移動したと思われる鳥籠がおよそ30フィート(9m)落下し2階部分に衝突した。


万博実験会場 ステージ
水晶塔の横に設けられた実験装置が置かれているステージ。30フィート(9m)の高さがある。
1900年10月21日、『超電気式・瞬間移動技術』の公開実験で大爆発し、実験参加者のエライダ・メニンゲンが水晶塔上空に「転送」された。
また23日、科学技術保護特例が解除された《超電気式瞬間移動装置》が調査の直前に爆破された。

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国際科学捜査大討論会【シンポジウム】
倫敦万国博覧会に合せて行われる国際会議の中でも最重要・かつ最大規模の討論会。司法長官になる為実績を作りたいハート・ヴォルテックスの発案によって実現した会議で、40カ国の捜査機関が一同に集まる場となっている。大日本帝国からは外務大臣にして判事の慈獄 征士郎と法医学者の御琴羽 悠仁が招待された。
1900年11月2日に倫敦万国博覧会場の中央大講堂にて開催されるはずだったが《死神》バロック・バンジークスの裁判をきっかけに延期となり、また全英を揺るがす真実が明かされたことにより中止になった。

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検事執務室
バンジークスの執務室
バロック・バンジークスの執務室。部屋の中央にはクリムト・バンジークスの肖像画が飾られており仕事机や大理石のチェス盤等、格調高い調度品が揃えられている。
並べられた《神の瓶》はバンジークス自身が葡萄園に足を運び選び抜いた逸品で、クリスタルの杯は職人達の技術の粋が込められている。壁には年代物の葡萄酒の樽が詰められており産地・年代・味わいごとに並べられているが、理想の並べ方が見つからない為バンジークス自身が毎週一度全部の樽を引き出して並べ直している。
中央の円卓には取り扱っている事件の精巧な現場模型が置かれており、部屋の端には“従者”の文机が置かれている。


亜双義の執務室
1900年11月に逮捕されたバロック・バンジークスの執務室を亜双義が間借りしている。
亜双義にはバンジークスの仕事机は高すぎる為、“従者”の文机を正座で使っている。

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倫敦大学
バロック・バンジークス、ベンジャミン・ドビンボー、イーノック・ドレッバーが在籍していた大学。現実でも1836年に設立されたカレッジ制の大学連合『ロンドン大学』がある。

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科学技術保護特例
倫敦万国博覧会に合わせて大英帝国に新しく出来た制度。
科学者が新しい技術や理論を政府に提出し審査を受ければその技術や理論を“秘密”にする権利が保証され、その理論や技術に《可能性》を認められると政府が1年間に500ポンドの《研究補助金》を出すことになっている。その為倫敦万国博覧会では毎日インチキな公開実験が行われていた。
《超電気式瞬間移動装置》のように新しい科学発明品で死者が出た場合、捜査は警視庁ではなく科学式捜査班によって行われ、事故なら装置は保護されるが殺人の場合は『凶器』として徹底的に調べられる。

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マダム・ローザイクの館
女主人:コネット・ローザイク

ベーカー街の近くにある倫敦で大評判の見世物小屋。1899年に開館して以来、大盛況になっている。
精巧な技術で作られた歌姫や人気俳優・政治家といった世界の有名人の蝋人形が展示されているが中でも圧倒的に人気なのは《恐怖の間》で、倫敦で実際に起きた残酷な事件とその犯人の蝋人形が展示されており、あのシャーロック・ホームズが一日蝋人形として現れ写真を撮らせてくれたりすることもある。バロック・バンジークスやエライダ・メニンゲンの蝋人形もあり、刑務所からは死後自分も蝋人形にして欲しいと希望する凶悪犯達から手紙が届いている。
特別料金がかかる《特別展示室》には英国犯罪史に爪痕を残した《プロフェッサー》の蝋人形が展示されていたが、1900年10月にイーノック・ドレッバーにより「誘拐」され、10月23日に頭部以外が返却された。

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《プロフェッサー》
1890年、名門貴族や王族関係者等、英国政府の重要人物を巨大な猟犬で襲い殺害した連続殺人犯。クリムト・バンジークスはその5人目の犠牲者で犯人は大日本帝国からの留学生・亜双義 玄真とされ《極秘裁判》で死刑が決定したが、実際はクリムトこそが猟犬バルムング号で最初の犯行を行った犯人であり、ハート・ヴォルテックスに脅迫され連続殺人鬼《プロフェッサー》になったというのが真相だった。

クリムトが《プロフェッサー》であることに気付いた玄真はクリムトと決闘し殺害するが、その後ヴォルテックスにより玄真自身が《プロフェッサー》に仕立て上げられる。《プロフェッサー》の素顔は極秘とされ鉄の仮面を付けられていたが、遺体の素顔はコネット・ローザイクによりカタを取られ蝋人形となり、《マダム・ローザイクの館》の特別展示室に展示されていた。
1890年初頭
□ クリムト・バンジークス、猟犬バルムング号で“腐敗”の中心にいた貴族院議員を殺害する
□ クリムトの犯行を見破ったハート・ヴォルテックス、クリムトを脅迫し連続殺人鬼《プロフェッサー》に仕立て上げる
同年5月31日
□ クリムトが《プロフェッサー》であることに気付いた亜双義 玄真はクリムトと決闘し殺害・クリムトは《プロフェッサー》の5人目の被害者とされる
検死
□ ヴォルテックスから指示されたトバイアス・グレグソン、夜盗に扮し玄真から指輪を奪う
□ ジョン・H・ワトソン、クリムトを解剖し胃から玄真の指輪を「発見」・亜双義 玄真は《プロフェッサー》として逮捕される
同年6月17日
□ 《プロフェッサー》の死刑が執行される

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ロウゲート墓地
バークリー刑務所の裏手にある墓地。倫敦大学の学生の間では《死刑囚の幽霊が出る》と噂になっていた。
1890年6月17日、死刑になった《プロフェッサー》の遺体が埋葬されたが、遺体盗掘屋の副業をしていたイーノック・ドレッバーが墓から這い出す《プロフェッサー》を目撃した。

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ドレッバーの工房
最先端の機械類を揃えた工房。天井が高く大きさも充分あり、機械油も仏蘭西製の最高級品を使用している。
1900年10月23日、金庫の中に隠れていたイーノック・ドレッバーが逮捕された。

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バークリー刑務所
所長:ハリー・バリケード

倫敦の外れにある、四方を高い壁に囲まれた刑務所。見張り塔5階に所長室がある。面会土産の《手錠クッキー》はカタくて歯が立たない。
倫敦で最も警備の厳重な刑務所として知られており、1890年に連続殺人鬼《プロフェッサー》が収監され6月17日に死刑が執行された。

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デイリー・サーカス
ゴシップ専門の三流タブロイド紙。かつてエライダ・メニンゲンが記者として所属していた。
1890年、《プロフェッサー》が墓から蘇るのを目撃したイーノック・ドレッバーを取材し名前と身元・挿絵を掲載した。

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ホテル・バンドール
倫敦最大のホテル。『逆転裁判』シリーズにも《ホテル・バンドー》が度々登場するが、名前の響きだけで無関係と思われる。

【関連:ホテル・バンドー】

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赤毛連盟
首謀者:モーリス・デ・キルコ/マルコ・ド・ジッコ

倫敦中を巻き込んだ詐欺事件。赤毛の持ち主で連盟の参加条件を満たし会員になれば週4ポンドの報酬が支払われるが、その審査に1人5シリング支払うことになっていた。
審査は1900年10月31日にライム通りの公園で行われ、1000人を超える赤毛が押し寄せた。
フレスノ街のアパートメント
借り手:ヒュー・ブーン

倫敦の外れの人通りの少ない裏通りにある、安下宿街の片隅の貸し部屋。窓の下はフレスノ通りの歩道になっており、小さな露店が出ている。
ガラが悪く狭く汚いワリに家賃が高く、事件の現場となった部屋以外には借り手はいなかった。
1900年11月1日、トバイアス・グレグソンの遺体が発見された。

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プライオリ幼年学校
フレスノ街の近くにある幼年学校。ビーナスの花火の商売相手で、2年生は『100コ集めると、みんなの学校を爆破できるんだゾ!』の言葉で取り憑かれたように買って行く。
ビーナス自身が「お宅の生徒が悪いオモチャで遊んでいましたわ!」と先生に密告し花火を取り上げさせている為、たまに先生達がビーナスにお礼の小銭をくれたりもする。

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アシタール寄宿学校
欧州の貴族達の子息を集めた名門寄宿学校。卒業生は欧州の未来を担う優秀な者達となる。
仏蘭西出身のモーリス・デ・キルコと伊太利亜出身のマルコ・ド・ジッコがここで知り合い、1900年10月に倫敦中を巻き込む詐欺事件を起こした。

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闇市場
倫敦の一流階級の紳士が集まる倶楽部で行われる密輸品取引。 倫敦警視庁も噂は知っていたが手掛かりは掴んでおらず、トバイアス・グレグソンが極秘で捜査しており手帳には『バラブロック』と書かれていた。
倫敦にある倶楽部『バラブロック』で1900年10月31日、バロック・バンジークスが目撃された。

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蒸気船バラブロック号
《国際科学捜査大討論会》に参加する為御琴羽 悠仁と慈獄 征士郎が乗船した豪華客船。1900年9月11日に横濱を発ち10月31日に巴里を経由・11月1日に倫敦のドーバー港に到着・11月2日に補給を済ませ折り返し日本へ向かう予定になっていた。
大型の電気冷蔵室があり、冷たい飲み物や世界の珍味を楽しめるようになっている。

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理髪店《刈人》【かりうど】
お客様のアタマをザンギリに仕上げる理髪店。1896年頃から週に2日細長 悟が潜入し、亜内 武土や亜内 武士も常連だった。
政府高官が来た時は機密情報を聞き出す為、タオルにほんの少し眠くなる薬をほんの少し垂らすこともあるらしい。

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内部資料:NO.