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時代年表・1宇宙創世紀 〜 EPISODE II
宇宙創世紀宇宙創世 〜 宇宙移民時代
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約150億年 以上前
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※1 磁気異常物質 (magnetic abnormal matter):後にゾハルとなる物体 |
約45億年前
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40億年前
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約39億年前
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【 人類のMAM発見 】 |
A.C.2001
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- MAMが約39億年前の地層より発掘される
- MAMが生命の源・ “人為的” パンスペルミア※2であるという仮説が公表され、学会が震撼する
- この頃、宇宙移民計画の予定が立つ
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※2 宇宙物理学者フレッド・ホイル (英・1915〜2001) が唱えた「宇宙の起源は宇宙にある (生命は宇宙で進化し汎宇宙胚子 <panspermia> によって宇宙全体に広がった)」という学説 |
【 宇宙移民の時代 】 |
A.C.2510
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- 15年後を目標に、宇宙移民計画が実現に向けて発動
- 管理運営組織『枢機院』の設立
- 年号をT.C. (Transcend※3 Christ) と改める
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※3 「人知の限界を超える」「(神が) (宇宙・時を) 超越する」の意 |
A.C.2510
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※4 以降地球は『Lost Jerusalem』と呼ばれ、不可侵宙域とされる。
その理由は不明。
惑星環境の激変等が原因ではない。 |
T.C.0294
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- 人類はM24射手座散開星団に居住可能な惑星を発見。
この地を『Neo Jerusalem』と命名し居住を開始する
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T.C.0295
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- 星団連邦発足。『Neo Jerusalem』は星団連邦最初の星となる
- 移民管理機関『枢機院』を星団連邦統合組織へと改変。
以後『Neo Jerusalem』を基点とし、人類は更なる宇宙の深淵を目指す
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EPISODE I星間戦争時代
── デウスシステムの誕生・《波動存在》の降臨 ──
星間戦争を機に《事象変異機関 ゾハル》を用いた《恒星間戦略統合システム デウス》が完成。
完全にシステムをコントロール出来ないまま事故は連鎖的に起きる。
その中、《波動存在》と出逢ったアベルは『接触者』として定められる。 |
T.C.4743
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- 考古学者らによって『Lost Jerusalem』時代の遺物・MAMが、『巡礼船団』と呼ばれる古代宗教信仰者らの博物運搬船と思しき貨物室の中から発見される
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T.C.4744
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- およそ5000年の時を経て、MAMの解析が再開される
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T.C.4750
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T.C.4751
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- MAMを核とし、各補機群によりこれを統御・補完し理論の実現を試みる『プロジェクトゾハル』発動
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T.C.4752
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T.C.4760
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※5 フェイの前世:原初 |
T.C.4765
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- 原因不明の事故により『プロジェクトゾハル』の行われていた惑星が消失。
宙域に漂うMAMのみが発見・回収される
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T.C.4766
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- 統御システム《生体電脳カドモニ※6》を得、MAMが《事象変異機関 ゾハル》として一応の完成を見る
- かねてより開発中だった《恒星間戦略統合システム デウス》完成。
ゾハルはその主動力炉として採用されることになる
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※6 《生体電脳カドモニ》の中枢《生体素子ペルソナ (ヒト型生体素子)》の開発経緯・出自は謎となっている。 |
【 《波動存在》との接触 】 |
T.C.4767
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- デウスとゾハル・両システムの接合実験が移民惑星※7の工業衛星内で開始される
- ゾハルの事象変異により次元間の境界がなくなり (《セフィロートの道》が拓け)、高次元と接合。
《波動存在》が4次元宇宙に降りる
- 偶然その場に居合わせた少年・アベル (7歳)が降臨直後の《波動存在》との接触 (同調) を果たす※8
- 《波動存在》、アベルに観測されたことにより4次元宇宙内で知覚出来る存在へと変化し、ゾハルという肉体 (物質の檻) に捕われる。
またアベルの深層意識を反映し、《母》の特性を決定付けられる
- アベル、ゾハルと《波動存在》の特性の一部を受け『接触者』として定められる。
以降アベルは《波動存在》をゾハルから解放し、高次元へと解き放たせる為に転生を続けていくことになる
- 《波動存在》の《母》の特性により、《生体電脳カドモニ》がアベルの『対存在』として《中枢素子ペルソナ》よりオリジナルエレハイムを形作る
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※7 NGC6744のMiktam04β移民惑星 (Miktam恒星系第4惑星・環境改造等級β級)
※8 アベルは軍の中でもトップシークレットの連結実験に “偶然” 立ち会う。
それはアベル個人が実験に立ち会う理由となるような何か秘めたものを持っていた為か? |
【 デウスの暴走 〜 創始暦へ 】 |
T.C.4767
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- デウスとゾハルの接合実験中に、原因不明の事故により両システムが暴走※9。
周辺コロニーや惑星に甚大な被害をもたらす
- 軍部は多大な犠牲を払いながらデウスを強制的に活動停止状態に。
その後各コアごとに分解し、封印する
- 軍部は暴走事故調査の為、企業所有のフィラデルフィア級超大型恒星間航行船二番艦エルドリッジ※10を徴発。
デウスを積載し、他の惑星に移送する
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※9 この事故は《波動存在》の影響によってデウスとゾハルが自律可能となった (意志を得た) 為か?
※10 この時エルドリッジには『接触者』となったアベル他、移民船での作業者及び周辺コロニーでの生存者等約120万人が保護され乗艦していた。 |
本編OP
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- 移送途中のデウスが突如起動。
《中枢素子ペルソナ》の基幹プログラム《Elehayym》から《System HAWWA》が起動し、エクソン置換 (構成ゲノムの再構成) により《中枢素子ペルソナ》=オリジナルエレハイムがオリジナルミァン・ハッワーに変容する
- 封印されていたゾハルもエルドリッジのメインフレーム《人工電脳ラジエル》をハッキングし占拠。
エルドリッジごと本星──『Lost Jerusalem』=地球への転移を企図する※11
- エルドリッジの爆破により時空転移はならず、近くの惑星に落下。
緊急用自立航行機能を持った一部ブロック (艦首ブロック バベル・中央ブロック マハノン等) は完全消滅を免れる
- デウス本体や《人工電脳ラジエル》を収納したマハノンは大洋に、ゾハルは極点付近 (《ベツレヘムの地》) に落下。
ゾハル本体から分離した制御システム《生体電脳カドモニ》は海岸線 (《原初の地》) に軟着陸する。
この時構成部品である《生体素子アニマ (アニマの器)》は各地へと散らばり、行方不明となる
- 《System HAWWA》=オリジナルミァン・ハッワー、《福音の劫》までデウスの再構築計画を担うべく地上に立つ
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※11 デウスの暴走の理由は明らかにされていない。
その目的は『Lost Jerusalem』への転移だが、切っ掛けとなったのはエルドリッジに搭乗していた、《波動存在》の影響を帯びたアベルだったのか? |
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EPISODE II原初の刻
── デウスシステム構築人種 (スファラディー)《ヒト》の誕生 ──
“Xenogears” よりおよそ1万年前。
《生体素子アニムス》から生まれたカインと後の法院となるガゼルの13人からなる「原初のヒト」が誕生し、新たにヒトを増やしていく。
エルドリッジ唯一の生存者であるアベルは分化したエレハイムと出逢い、そして失う。 |
創始暦0000
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- アベル (7歳)、『接触者』であったが故に※12エルドリッジ搭乗員の中で唯一生き残る
- オリジナルミァン・ハッワー、《生体電脳カドモニ》の構成部品《生体素子アニムス》からヒトの始祖となるカインと12人のガゼル (アニムス原体) を生成。その管理者として自らを複製・分離し、『対存在』エレハイム (主体) と《太母》ミァン (補体:M0000) を生み出す。
以降ミァンは全ての女性に宿るミァン因子の覚醒により、刻の管理者として存在を続けていく
- カインらはカドモニの生体素子維持プラントを使用し、ヒト (アニムス) の原型を量産する
- アベルはミァンと分化したエレハイムと出逢い※13、以降行動を共にする
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※12 アベルが生き残れたのは《波動存在》の力の一部を持っていた為だが、その力によって「自分が生き残る可能性」を事象変異させたものと思われる。
※13 砂漠の中を歩いてゆく13人の人影 (アニムス原体)・座り込んで泣くフェイに似た少年 (アベル)・「一人じゃさびしいものね」と手を差し出す女性の影 (エレハイム) の回想はこのシーンと思われる。 |
創始暦0010
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- カインより生まれたヒトの間に、現人神としてカイン信仰が生まれる。
カインらは移民船の残骸等を元に、後のソラリス国土の原型となる居住区を建造。捏造された創世の伝承《神の伝説》を広め、ミァンと共にデウス復活の準備を進める
- アベル (17歳)、カイン信仰に反発。カインの障害となる
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創始暦0011
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- カイン、アベル (18歳) の抹殺を計画。
アベルを守ろうとしたエレハイムが身代わりとなり死亡する※14
- アベルのその後の消息は不明
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※14 カインはこの時《母》であったエレハイムをその手にかけてしまったことによりヒトの運命を憂い、デウス復活の為に定められた存在 (部品) でありながらこれを変えることを願うという二律相反を抱えるようになる。 |
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